春日野音楽祭 NARA KASUGANO MUSIC FESTIVAL
2016. 9/18 (sun)・19 (mon)

春日野音楽祭 について

開催概要

春日野音楽祭は、公募による市民ステージや参加型大合奏、アーティストによる奉納演奏企画といった様々な音楽プログラムを、春日大社を基点とした奈良市内を会場として開催する市民参加型の野外音楽祭です。

会場構成は、春日大社本殿からJR奈良駅へと繋がる参道及び三条通を中軸線として、「まちなか ステージ 」「登大路メイン会場」「飛火野スペシャルテージ 」の3つのゾーンで展開します。

シルクロードを渡って大陸の文化が渡ってきた、その終着点とも言えるこの通りを軸にした、奈良の歴史と都市景観を再認識できるスケールの大きなエリアで、古から現在に至るまで地域と市民が共に受け継いできた文化の多様性を表現するため、その象徴としての「音楽」を中心に据えた新たな市民参加型の奉祝行事として開催いたします。

開催日 2016年9月18日(日)・19日(月・祝)
会場 春日大社境内、JR・近鉄奈良駅前から三条通りを中心とするまちな及び公園
主催 春日野音楽祭実行委員会 春日大社
共催 春日大社第六十次式年造替記念奉祝行事実行委員会
協賛
株式会社インテリジェンス さらや株式会社 株式会社高峰楽器製作所 伊藤園
(株式会社インテリジェンス) (さらや株式会社) (株式会社高峰楽器製作所) (株式会社伊藤園)
奈良ダイハツ株式会社、ならどっとFM
後援 (一部予定)奈良県、奈良県教育委員会、奈良市、奈良市教育員会、一般財団法人奈良県ビジターズビューロー、公益社団法人奈良市観光協会、奈良交通株式会社、奈良新聞社、朝日新聞奈良総局、毎日新聞奈良支局、読売新聞奈良支局、産経新聞奈良支局、NHK奈良放送局、奈良テレビ放送株式会社
協力 一般社団法人奈良経済産業協会、奈良商工会議所青年部、一般社団法人奈良青年会議所、奈良県吹奏楽連盟、奈良県高等学校軽音楽連盟、南都銀行、独立行政法人奈良国立博物館、ヤマハミュージックジャパン、ウドー音楽事務所、ハーツミュージックスタジオ、コウキ商事株式会社
まちなかステージ(9/18,19実施)  リンクボタン
街中13ヶ所に野外ステージを設け、公募による多種多様なジャンルの奉納演奏ステージを展開。
奉納鍵盤ハーモニカ大合奏(9/18実施)  リンクボタン
鍵盤ハーモニカによる小学生を中心とした子ども向けの大合奏企画。第32回国民文化祭・なら2017連携企画。
奉納大合奏・大合唱(9/19実施)  リンクボタン
フィナーレとして、管楽器を中心とした大合奏と大合唱で会場全体を音楽で繋ぐプログラム。
出演:キダ・タロー、雲井雅人他
・音楽ワークショップ(9/18,19実施)
手づくり楽器のワークショップや体験企画、奈良公園に賑わいを生む参加型パレード企画など。
さだまさし飛火野ライブ(有料公演)  リンクボタン
9月18日(日)15時~17時 飛火野スペシャルステージにて開催。
林檎の庭特別奉納演奏(関係者限定)  リンクボタン
9月19日(月)18時半~ ウィリアム・アッカーマン with トッド・ボストン
Special Guest 押尾コータロー・三橋貴風
・奈良うまいもんマルシェ(9/18,19実施)
食と音楽のコラボレーションによる音楽祭の賑わい作りと、春日野音楽祭限定商品等の販売。
クラウドファンディング リンクボタン
市民からの尺布寸鉄・一木半銭の協力によって音楽祭を大きく育てる原動力とする。8/31まで。
春日野音楽祭学生運営サポーター リンクボタン
準備期間から音楽祭終了まで、ワークショップや地域へのフィールドワークを通じて街づくりに参加する機会の提供。

世界遺産 古都奈良の文化財

日本人らしさのルーツ

飛鳥京・藤原京の後、710年に元明天皇の命で平城京に都が移りました。
国家や文化の基礎が整った重要な時代である奈良時代、原始時代より続く自然に宿る神々への崇拝に、国際都市として大陸からの様々な影響を受けながら日本固有の伝統を創りだしていきました。
現在も年中行事などを通じて日本人の魂の奥深くに宿っている「日本人らしさ」の根源となるものが、世界でも独特な宗教感と共に育った時期でもありました。

シルクロードの終着点

平城京が都であった当時は、今の中国や韓国との交流も盛んに行われていました。東西の文明を結ぶ交流ルートであったシルクロードの東端に位置することから、中国や朝鮮から当時最先端であった多様な文化を取り入れて、まさに天平文化が花開いた時代でした。
建造物や伝統行事など、その名残は現在も奈良の至る所に残っており、1300年にわたってその文化を維持することに地域全体で取り組んでいます。

文化財 地図

春日大社

春日大社

自然信仰と都の守り神

・神護景雲2年(768年)国家鎮護を目的に創建
・全国に約3,000社ある春日神社の総本社
・主祭神武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神

世界に誇る宝の山

国宝に指定されている本社本殿4棟や重要文化財に指定されている本社23棟にはじまり、数々の有形文化財が存在、さらに880年の歴史を持つ「春日若宮おん祭の神事芸能」は重要無形文化財に、春日山原始林は特別天然記念物に指定されているなど、有形無形・人工物自然物のありとあらゆる先人の遺産が春日大社一帯で護られてきました。

春日大社

芸能を奉納する秘祭

能舞台の松は春日大社参道の「影向の松」であるなど、神事との結びつきで様々な文化芸能の発展に関わってきた春日大社。その究極の行事が880年にわたって続く「春日若宮おん祭」です。
深夜に神様を「御旅所」にお移しし、当時最先端の芸能や、奈良時代に大陸から渡ってきた海外の舞や音楽を丸一日かけて神様に奉納する一連の行事は、奈良の冬を代表する伝統的なお祭りです。

春日大社

式年造替とは?

春日大社では、1年365日、2200回以上のお祭りが奉仕されています。そうした中での至高最上の祭典が「式年造替」です。

「式年」とは「定まった一定の年限」、「造替」とは「社殿を造り替える」という意味。神さまがお引越しされることを「遷宮」といいますが、春日大社では本殿の位置は変えずに建て替え、あるいは修復を行うため「造替」といいます。神さまに西隣の「移殿」へ一時お遷り頂き<仮殿遷座祭(かりでんせんざさい)>、本殿の修復が終われば、元の本殿にお還り頂きます<本殿遷座祭(ほんでんせんざさい)>。

神護景雲(じんごけいうん)二年(768年)の創建以来1200年にわたって御殿の建て替えと御神宝の新調がほぼ20年に一度、繰り返しご奉仕され続けてきました。造り替え、ご修繕を行うことによって、神さまのお住まいを新たにし、神さまの尊さを認識し更に次世代へとご存在を伝え継ぐ行事であると共に人造りの叡智でもあります。常日頃のお恵みに感謝し、真心をつくしてのご奉仕を行い、そのお恵みをありがたく拝し、ただただ感謝申し上げる。これが神々への祈り・御造替の原点です。

決められた年限(式年)に御殿の建て替え(造替)を行うので、式年造替といいます。春日大社では創建以来約20年に一度、途切れることなく続けられている大変重要な儀式です。建て替えの間神様には仮の御殿(移殿)にお移り頂き(下遷宮)、完成後本殿にお戻り(正遷宮)頂くことになります。

春日大社

20年×60回=1200年

神護景雲2年(768年)創建の春日大社では、その2年後の770年に1度目のご造替が執り行われ、以降およそ20年毎に式年造替の儀式が続けられています。1世紀に5回しか実施されない行事が、1200年続けられており、今回で60回目を迎えます。

人から人へ、文化を繋ぐ

式年造替の目的は本殿の建て替えのみならず、その建築技法や仕組み・思いを人づてに後世に伝えて行くことに重要な意味を持っています。
マニュアルにできない、本質の部分を伝えて行くためには、実際に経験することと口伝えによって価値を伝えることが一番だということが長い歴史の中で築かれた先人の知恵なのです。