今回は、2025年日本国際博覧会にNPO法人ゼリ・ジャパンが出展している民間パビリオン「BLUE OCEAN DOME」 へ視察に行ってきました。



レポート
ゼリ・ジャパンを支援するサラヤ株式会社は、“ひとと地球”にやさしい製品づくりに取り組み、「衛生・環境・健康」に貢献する製品とサービスの提供を行っている企業です。
地域の子どもや家族に手洗いの大切さを伝えるため、第一回春日野音楽祭から「世界手洗いダンス」の演奏奉納を通じて協賛参加してくださっています。そんなご縁もあり、今回学生サポーターのメンバーでブルーオーシャンドームを訪れることになりました。
学生サポーター 藤本初音


レポート
皆さん、こんにちは。
春日野音楽祭学生サポーターズの丸谷柚陽です。
【BLUE OCEAN DOME】
BLUE OCEAN DOMEは、「海の蘇生」をテーマに海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護、海洋汚染問題の現状などを伝えるNPO法人ゼリ・ジャパンが出展される民間パビリオンです。
【BLUE OCEAN DOMEと春日野音楽祭】
春日野音楽祭に第1回から継続して『ユニセフ世界手洗いの日プロジェクト』のボランタリーパートナーとして協力を続けてくださっておられるサラヤ株式会社の更家社長がNPO法人ゼリ・ジャパン理事長ということで、サラヤさんの取り組みを取材に伺いました。
【視察の内容と感想】
日本の竹でできたドームAでは、超撥水の加工がされた紙の上で、雨が湖、川となり、最終的には海になるという水の循環が表されていました。常に一定の量の水が回っているという点に、自然の循環エコシステムが非常によく出来たものであることを実感しました。
また、1粒の水滴が流れ、他の水滴と合流して水溜まりになっていく様は、水の変幻自在な性質を感じることができ、面白いと思いました。水の力でランダムに奏でられる鉄琴の音色も、遊び心が掻き立てられて面白かったです。
パルプでできたドームCでは、環境汚染を踏まえ、どのようなどのような取り組みをしているのかを学ぶことが出来ました。生分解性プラスチックに触れる体験ができ、普段使うようなプラスチックとあまり変わらない手触りに驚きました。
特に印象的だったのは、サラヤ株式会社で取り組まれている高い安全性と生分解性を持つという、界面活性剤の開発でした。「少量しか出来ないため商品化が難しかった」とのことでしたが、「少しでも環境に配慮した商品を作りたい」という熱意や努力に感銘を受けました。
学生サポーター 丸谷柚陽

