春日野音楽祭春日野音楽祭

春日大社境内・三条通を中心とするまちなか・奈良公園にて開催される音楽フェス「春日野音楽祭」

氷置 晋(ひおき しん)

奈良県奈良市出身のシンガーソングライター、ピアニスト。
奈良女子大学附属中等教育学校卒業、同志社大学中退。

10歳でバレエと出会い、バレエ漬けの中学時代を過ごす。2005年、The Australian Institute of Classical Dance“International Ballet Awards”(AICD国際バレエコンクール)でEncouragement Award(奨励賞)受賞。

軽音部をきっかけに高校時代より音楽活動を開始。2006年にはNHKのど自慢の奈良大会でチャンピオンに。
高校在学中にはGlobal Classroom Conferenceの2008年ドイツ大会・2009年チェコ大会にコーディネーターとして参加。以来これまでに20カ国以上を旅し、現地での路上ライブなども多数行なう。

大学時代より、楽器製作に用いられる木材の保全活動を行なうNPO法人に理事として携わる傍ら、大阪・東京で飲食店の専属のピアニストとしてプロ活動を開始。
2011年の震災時には友人と共に路上ライブで200万円を超える義援金を集め、以降チャリティ活動も積極的に行なっている。

大学中退後、UUUオーケストラと共にフィリピンでのライブツアーや、路上ライブでの日本一周などを経て、2016年、生まれ故郷の奈良に拠点を移すとともに、自身をマネジメントするプライベートオフィス「奈良ミュージックデザイン」を立ち上げる。
現在、地元メディアや商店街とのタイアップ、メイドイン奈良にとことんこだわったイベント「NARACROSSOVER(ナラクロ)」のプロデュースなど、地域に根ざした活動を多岐にわたって行なっている。
ピアノやギターによる弾き語りを主としながら、オーケストラとのコラボレーション、ラジオドラマやスポーツチームなど各種テーマソング制作、神社での奉納演奏、幼稚園や福祉施設などへの訪問ライブ、商業施設でのイベント企画、映画出演、さらには自らの応援団長『ぴよっきー』と共にゆるキャラグランプリにも出場を果たすなど、シンガーソングライターという枠にとどまらないほど広範囲に活動を展開している。 また、コロナ禍前までは奈良県最大のホール・なら100年会館でのリサイタル「氷置晋 Spring Concert」を毎年開催していた。

コロナ禍以降も、世界遺産・平城宮跡でのイベント主催や、クラシック歌曲のみで構成されたコンサートの開催、サックスカルテットとの共演、異色のコラボ「TRYJIN(とらいじん)」による奈良県ツアーのほか、バレエも本格的に再開するなど、新たな挑戦を積極的に行なっている。

バレエを廣瀬絵菜氏、声楽を松原友氏に師事。 奈良市観光大使。